超低スペックノートPC「ソニー VAIO PCG-888」の場合(縄文時代級、PentiumII)

ソニー VAIO PCG-888の主な仕様
| CPU | モバイルPentium (R) IIプロセッサー(366MHz 内蔵キャッシュ32KB) |
|---|---|
| CRT | 13.3型、XGA対応、TFTカラー液晶、1,024×768ドット |
| RAM | 標準メモリ96MB(最大192MB) |
| HDD | 8.1GB(Ultra ATA) |
| CDD | CD-Rドライブ |
| OS | Windows(R)98 |
| 消費電力 | 55W |
| 重量 | 約2.4kg |
| 外形寸法 | 約幅297mm×高さ37.6mm(中央最高部の厚みは46mm)×奥行き236.5mm |
仕様の詳細はこちらから。
'99年に発売された骨董ノートPC。
HDDが壊れたのが手に入ったのが7~8年前で、メモリをMAXの192MBに増設、HDDを4GBに換装してサブとして使用していた過去あり。
今日日、久しぶりに起動しようとしていたらお亡くなりになっていたのでこのサイトを作ったんだ。
メモリ192MBの条件だと、Windows2000が一番サクサク動いた記憶あり。
Puppy Linux もバージョン4系が動くけど、Windows2000よりはモッサリ動作。
でも、98で動かすかの二択なら、Puppyか他のLinux軽量OSかな…という感じ。
また、Puppyでは音源を認識しなかったけど、時間を割けば解決可能な問題。
USB端子もCDDもあるので、OSのインストールは簡単。
ブラウザ:K-Meleon
メーラー:Edmax
動画再生:Mediaunite or GOM Player他のPlayer + CoreAVC codec
エディタ:さくらエディタ
で、Windows2000でこの製品をクライアントPCとして使う場合、上記のように低スペックPCに対応した布陣(軽量ソフト)で挑めば、そこそこ実用的な体感速度を得られた記憶あり。
CoreAVCは上手く検索すれば今でも見つかると思うけど、このコーデックを使うことにより、このスペックのPCで480x360サイズのMP4動画を滑らかに再生することができた。
もっとも、全画面表示では無理で480x360のソースサイズ、また、ブラウザで再生するのではなく一旦ダウンロードした上で再生(ネットワークを経由しないローカル環境)した場合だけどね。
メーラーのEdmax、さくらエディタは普通に使える。
K-Meleonは若干もっさりかな(他のブラウザよりはまし)。
つまり、まだ全然使えるんじゃない?(俺のは今日壊れてたけど)
裏蓋の「MADE IN JAPAN」が懐かしかったよ。
以上、サーバ目的でもクライアントPCとしてでも、(Windows2000か軽めのLinux OSを見つけて)再活用可能なノートPC。
2014.02.20 追記
念のため、捨てる前に半日くらい充電したら復活しました(喜
で、Windows2000環境で下記を確認。
- ・CoreAVCを使って動画再生すると360x240位まで全画面で再生OK
- ・K-MleleonでYouTubeに繋ぐとブラウザ非サポートの表示が出る一方、サーバ・サイドで低画質(144p)に自動的に切り替えてコマ落ちせずに再生
- ・オフィス系はWindows2000と同時期のMS Office2000が問題なく動作